先日、元ヘビー級プロボクサーの「マイク・タイソン」が、2020年11月28日(日本時間11月29日)に現役復帰する、というすごいニュースが飛び込んできました。
その対戦相手はなんと、ミドル級・スーパーミドル級・ライトヘビー級・ヘビー級と、4階級制覇をした「ロイ・ジョーンズ・Jr」
ということで今回は、両者の「現役時代の戦績」や「KO率」「プロファイル」などの比較、それに「現在の二人の近況」などの最新情報も含めて比較してみました。
こちらを読むことで、よりいっそう試合を楽しむことが出来るはずです♪
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrのプロファイル比較
✓ マイク・タイソン
- 元WBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者
- 生年月日:1966年6月30日(54歳)
- 出身地:アメリカ合衆国
- 身 長:178㎝
- リーチ:180cm
- 利き手:右
- 階 級:ヘビー級
- デビュー戦:1985年3月6日
✓ ロイ・ジョーンズ・Jr
- 元IBF世界ミドル級、元IBF世界スーパーミドル級、元WBC・WBA・IBF世界ライトヘビー級、元WBA世界ヘビー級王座
- 生年月日:1969年1月16日(51歳)
- 出身地:アメリカ合衆国
- 身 長:180㎝
- リーチ:188cm
- 利き手:右
- 階 級:ミドル級⇒スーパーミドル級⇒ライトヘビー級⇒ヘビー級
- デビュー戦:1989年5月7日
二人とも、もう50才を過ぎてるんですねー、びっくりです。
出身国もアメリカ、年齢も学年でいうと2コ下で非常に近い、身長もほぼ同じ。
ヘビー級としては両者とも小柄な方です。
リーチの長さは、ロイ・ジョーンズJrの方が若干長いようです。
あと、決定的に違うのが「階級」ですね。
- ロイ・ジョーンズJrは、ミドル級から階級を少しずつ上げていって最終ヘビー級まで。
- マイク・タイソンは、デビューから引退まで一貫してヘビー級。
ミドル級とヘビー級の体重差は約18キロですから、現役時代のロイ・ジョーンズJrは、階級が変わるごとにかなり厳しい調整を強いられたはずですね。
ちなみに、両者は現役時代での直接対決はなく、今回が初マッチとなりますね♪
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの戦績などを比較

マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの「戦績」比較
✓ マイク・タイソンの戦績
- 58戦50勝6敗 44KO
- プロデビューから37連勝
- 史上最年少ヘビー級王者(20歳5か月)
✓ ロイ・ジョーンズJrの戦績
- 75戦 66勝9敗 47KO
- プロデビューから34連勝
- ミドル級出身でヘビー級の王座を獲得した、史上2人目のボクサー(108年ぶり)
✓両者の戦績比較
マイク・タイソン | ロイ・ジョーンズJr | |
戦 績 | 58戦 50勝 6敗 | 75戦 66勝 9敗 |
KO数 | 44 KO | 47 KO |
連勝記録 | プロデビューから37連勝 | プロデビューから34連勝 |
マイクタイソンもロイジョーンズも、デビューしてから30戦以上無敗で勝ち続けているんですね!
ちなみに、あの最強モンスターといわれる「井上尚弥」選手ですら、デビュー以来負けなしの現在18連勝中ですから、それの倍近い無敗連勝記録を、しかもヘビー級で達成していたわけですから、両者ともとんでもないバケモノだったんですね。
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの「KO率」比較
✓ 両者のKO率比較
マイク・タイソン | ロイ・ジョーンズJr | |
KO 率 | 75.8% | 62.6% |
戦 績 | 58戦 44KO | 75戦 47KO |
ここでは、マイク・タイソンが若干勝っているといったところですね。
両者は戦っている階級が違ってた時期もあるので、いちがいに比較はできませんが、それを差し引いてもマイク・タイソンのKOシーンは、当時とてもインパクトがありましたよね♪
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの「デビュー時期」比較
✓ 両者のデビュー時期比較
マイク・タイソン | ロイ・ジョーンズJr | |
デビュー時期 | 1985年3月6日 | 1989年5月7日 |
プロデビュー | 18歳 | 20歳 |
ロイ・ジョーンズJrは、マイク・タイソンより3年遅れでプロデビューしてます。
マイク・タイソンの方がボクサーとしては先輩だったんですねー。
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの「全盛期」
全盛期(ピークといわれている時期)というのも、これまた人により感じ方が違うので、この時期だ!とは言えませんが、ボクシング関係者からの情報を基に判断して書くとこんな感じですかね。
✓ 両者の現役時代のピーク(全盛期)比較
マイク・タイソン | ロイ・ジョーンズJr | |
全盛期 | デビューから1990年まで | 1990年から2003年まで |
期 間 | 約5年 | 約13年 |
(※マイクタイソンのデビュー時期は1985年)
どうやらマイク・タイソンは早熟型、ロイ・ジョーンズJrは持続型という感じですね。
こうしてみると、マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの全盛期は被っていないんですねー。
仮に、マイク・タイソンの全盛期が1990年代だったとしても、その頃のロイ・ジョーンズJrは、まだライトヘビー級ですから、やはりどうあがいても現役時代の両者の対峙は実現しなかった、ということになりますね♪
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの「引退時期」比較
✓ 両者の引退時期を比較
マイク・タイソン | ロイ・ジョーンズJr | |
引退時期 | 2005年 | 2018年 |
現役年数 | 20年 | 29年 |
マイク・タイソンの引退時期は2005年。
こうしてみると『あんがい現役長かったんだなぁ』と感じるところですが、1990年以降のマイク・タイソンはリング外で世間を騒がせていましたから、選手としての期間はもっと短かったんですね。
それでも、その20年間で稼ぎ出したファイトマネーは約3億ドル(日本円で300億円)ともいわれていますので、注目度はあったんですね。
一方ロイ・ジョーンズJrは、つい最近の2018年まで現役ボクサーでした。
となると、マイク・タイソンはブランクが15年、一方、ロイ・ジョーンズJrはブランク2年と、ここでは試合感では間違いなくロイ・ジョーンズJrに有利に働きそうです♪
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの過去逮捕歴や事件など
✓ マイク・タイソンの過去逮捕歴や事件など
- 12歳までに51回逮捕される
- 1992年3月 婦女暴行罪などで6年の実刑判決
- 1997年6月 ホリフィールド戦、試合中に相手の耳を噛んで失格
- 1998年 交通事故トラブルで暴行事件で2年の実刑判決
✓ ロイ・ジョーンズJrの過去逮捕歴や事件など
- 特になし
…っと、ここは圧倒的にマイク・タイソンのKO勝利のようですね(笑)
マイク・タイソン、バックグラウンドがすごすぎますねー。今でいう「炎上商法」でガッポリ儲けた感じですね(笑)
マイク・タイソンの現在とロイ・ジョーンズJrの現在の比較

ところで、マイク・タイソンの現在とロイ・ジョーンズJrの現在はどうなっているのか?
じつはここが一番気になるところ。
現役時代は確かに両者ともレジェンド的な選手だったんですが、あれからずいぶんと年月が経過してますんで、どんな容姿に変わっているのか気になるところですよね。
ということで、両者の最近のインスタグラムにトリラー(放映権を勝ち取った会社)公式の投稿がありましたので、そちらを載せておきます♪
✓ マイク・タイソンの現在
この投稿をInstagramで見る
✓ ロイ・ジョーンズJrの現在
この投稿をInstagramで見る
ん・・ヤバいですね(笑)
これで50代とか凄まじいです。
これはほんとにエキシビション試合が楽しみになってきました♪
ちなみに余談ですが、マイク・タイソンは現在『タイソン農園』を営んでいるようですね。といっても、大・麻・農・園なんですが(笑)
しかし、マイク・タイソンの住んでいるカリフォルニア州は、合法なので捕まることはないんですが、まぁなんともマイクタイソンらしいというか・・・(笑)
吸い過ぎても、体力的に影響はないんですかね?気になるところです。
【まとめ】マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの戦績比較
ということで、今回は2020年11月28日に復帰戦が行われる「マイク・タイソン vs ロイ・ジョーンズJr のいろいろな比較」を解説してきました。
まぁ、今回はあくまでもエキシビション戦ですから、現役時代のような激しい試合ではないんでしょうけど、やはり両者の現役時代を知る世代にとっては、もうこれ以上ないドリームマッチですから、非常に楽しみですね♪
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJrの復帰戦は、2020年11月28日です。
ちなみに、日本時間での放送日時や試合生中継などの配信番組はどこなのか、地上波で見れるのか?などの詳細は、こちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひあわせて読んでみて下さい。
