10年保存可能な「防災電池」とは?なぜ長期保管が可能なのか、その秘密を調べてみた

10年保存可能な「防災電池」とは?なぜ長期保管が可能なのか、その秘密を調べてみた雑記ブログ

兼松株式会社は、8月20日、10間の長期保存を可能にした「防災電池」をAmazonにて発売開始しました。

 

 

昨今、災害が多くなってきた感のある日本において、非常用の防災備蓄(ストック)は必須になってきた感があります。

 

ということで今回は、10年間の長期間保存が可能なアルカリ電池「防災電池」が、「なぜ長期保管が可能なのか?」について調べてみました。

 

「防災電池」は、なぜ10年持つのか。

「防災電池」の説明には、「使用推奨10年」と書かれてていますが、

  • なぜ10年もの長期間の保管が出来るのか?
  • 今までの電池とどう違うのか?

その理由は二つありましたので、解説していきます。

 

「防災電池」が10年持つ理由① ガスケットを強化している

 

兼松株式会社によると、「防災電池」が10年持つ理由の一つに、ガスケットを強化している点を挙げています。

 

「防災電池」が10年持つ理由① ガスケットを強化している

出典元:兼松株式会社

 

ガスケットとは、アルカリ乾電池の中に入っている「電解液が漏れないようにしているフタ」のようなもの。その素材(新素材)を強化することで、劣化原因である「液漏れ」を抑えて、約10年という長寿命の保管期限を可能にしている、といいます。

 

「防災電池」が10年持つ理由② 導電膜の強化をしている

 

「防災電池」が10年持つ理由のもうひとつの理由は、導電膜を強化したからとのことです。

 

「防災電池」が10年持つ理由① ガスケットを強化している

出典元:兼松株式会社

 

従来、アルカリ電池は「導電膜」といわれる「電気を流すことができる膜」が劣化してしまい、年月経過するとうまく電池が機能しなかった。

しかし、今回その「導電膜」を強化することに成功して、長期間保管しても使用できる「防災電池」が誕生したということですね。

 

 

いやー、乾電池といえど、なかなか奥が深いんですねー。

でも、10年保管できる電池は安心ですね。

いざ使おうかと思ったら、使えなかったりサビていたり。

災害はいつ来るかが分からないので、こういった電池は助かります。

 

10年保存可能な「防災電池」の販売価格と販売元

 

 【商品名:防災電池】


  • 製造元:兼松株式会社
    兼松株式会社は、東京都港区に本社を置く、創業1889年の老舗の総合商社。アルカリ乾電池「MEMOREX」などが有名。
  • スペック:アルカリ乾電池(単三形)
  • 使用推奨期限:10年
  • 内容構成:40本/パック
  • 参考価格:1,980円

 

10年保存可能な「防災電池」は、現在Amazonで購入可能です。

 

 

 

いまのところ、単三形しか販売していないようですね。

でも、単三電池さえあれば、単一、単二にも利用できる、便利な方法がありましたので、次項でくわしく解説していきますね。

 

「防災電池」単三電池を、単一・単二にする方法

東京都防災ホームページから発行されている、防災ブック「東京防災」に、『単三電池を単一・単二に利用する方法が載っていましたので、参照してまとめておきます。

 

とても簡単ですので、覚えておくと非常時にとても役立つはずです♪

 

 

単三電池を「単二電池に変える」方法

【 必要な材料 】

  • 単三電池 / 布 / セロハンテープ

【 手 順 】

  1. タオルやハンカチなどの布を用意して、単三電池の高さに合わせて切って巻き付ける
  2. 直径が6cmになったらセロハンテープで止める

 

単三電池を「単一電池に変える」方法

【 必要な材料 】

  • 単三電池 / 布 / セロハンテープ / アルミホイル

【 手 順 】

  1. タオルやハンカチなどの布を用意して、単三電池の高さに合わせて切って巻き付ける
  2. 直径が3.4cmになったらセロハンテープで止める
  3. 丸めたアルミホイルで高さを調節

 

「防災電池」単三電池を、単一・単二にする方法

 

※アルミホイル以外でも通電する物ならなんでもOKとのこと。たとえば…

  • 1円玉7枚をセロハンテープで固定したもの
  • 10円玉7枚をセロハンテープで固定したもの

などなど。(ただし、1円玉と10円玉は混合しないようにしてはいけないようです。)

 

 

使用上の注意喚起については、下記ウェブサイトで確認ください。

その他にも、いろいろな災害便利情報が載っていますよ♪

 

災害時(停電時)の乾電池の使用量「参考までに」

災害時(停電時)の乾電池の使用量「参考までに」

せっかくなので、災害時(停電時)の「乾電池の使用量についてもお伝えしておきます。

 

災害が起こって停電が起こってしまうと、いろいろ不便なものです。

なかでも一番深刻な問題なのが、連絡を取り合う手段である「スマホの充電」ではないでしょうか。

 

 

そこで今回、スマホの充電をする為に、いったいどのくらいの量の乾電池を必要とするのか?を調べてみましたので、参考にして頂ければと思います。

 

 

乾電池式の充電器を使用した場合

単三形乾電池を4本使用で、約1,000mAh充電可能なので、スマホをフル充電するとなると、少なくとも12本前後の単三形電池が必要となります。

 

【参考資料】スマホバッテリー必要mAh数


  • iPhone 8…1,821mAH
  • iPhone X…2,716mAH
  • iPhone11…3,110mAH
  • XPERIA XZ…2900mAh
  • その他のスマホ…1,500~4,000mAh

※上記バッテリー要領は、スペックmAh数ではありません。

 

 

仮に、4人家族だとすればすべてのスマホをフル充電する為には40本必要

停電が1週間続けば…と考えると、やはり相当な乾電池が必要となるわけですね。

 

 

今回は、あくまでも「スマホ」だけの使用量を調査してしましたが、災害時にはそれ以外の製品にも単三電池は使用するでしょうから、やっぱりある程度の数は揃えておいて損はない気がしますね。

 

そう考えると、10年長く持つ「防災電池」は、いざという時に使える、心強い防災ストック品のひとつとなるのではないでしょうか♪

 

 

まとめ:10年保存可能な「防災電池」は、なぜ長期間保管出来るのか?

今回は、兼松株式会社より新しく発売された、10年保管可能な「防災電池」について調査、解説してきました。

 

まとめると、「防災電池」が10年間保存可能な理由

  1. 電池の液漏れを防止する為のガスケットを強化した
  2. 電気を流す膜である「導電膜」を強化した

です。

 

 

単三形電池は、その使用頻度も高く、災害時にはとても有効的なストック品となります。

さらに、単三電池は、簡単に単一・単二にも利用可能になるので、ますます常備しておきたいストック品ですね。

 

もちろん災害は無いに越したことありませんが、万が一に備えておくことは必要ですので、10年保管できる「防災電池」の登場は、ほんとおすすめです。

 

また、よい情報があれば記事にしていきます♪

 

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