今年2020年もあとわずかで終わり、またお正月がやってきますね。
しかし…

2021年の初詣はどうするべきか…?
と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は…
- 初詣って一般的にいつまでにいけばいいの?
- 初詣って行かなかったらマズイ?
- 夜に参拝するのってバチ当たり?
- お守りやお札などの返納場所は?
などといった、2021年度の新年の初詣(分参)に関する疑問を掘り下げていきます。
今回は、参拝人数ランク上位の「明治神宮」「伏見稲荷大社」「住吉大社」「太宰府天満宮」の4神社に直接問い合わせして訊いてみました。ぜひ参考にして下さい。
2021年の初詣っていつまでに行けばいい?

ますは、初詣はいつまでにお参りしたらいいのか?と問い合わせしてみた各神社の回答がこちら。
✓ 明治神宮
- 新年の御挨拶するタイミングについては、ご自身が行きやすい日にちでお参り頂ければ大丈夫です。今年はなかなか見られない環境でもありますので、新年のご挨拶の時期については、そこまで厳密に考えて頂かなくても2月3月でも十分ご挨拶できるかと思います。
✓ 伏見稲荷大社
- 例年であれば、年末27日あたりに早めに来られる方もいらっしゃいますし、正月三が日に来られる方もいらっしゃいます。ただ必ずこの間に来なくてはいけない決まりもありませんし、人それぞれのタイミングで来られて大丈夫です。
✓ 住吉大社
- 今年の初詣は、年明けから2月3日の節分まで分参(分散で参拝)でお願いしています。参拝者が余りにも多いようなら、人数制限も考えています。
✓ 大宰府天満宮
- 通常は年が明けてからは特に決まりはないので、ご自身のタイミングでお参りされて大丈夫ですよ。
まとめると、初詣に関しては「いつまでに行かないといけない」という参拝時期は基本的に決まっていないようですね。
ちなみに、福岡にある太宰府天満宮では、すでに今年12月1日より参拝を開始しているようで、初詣参拝の開始時期を早めて分参に取り組んでいるとのことです。
もちろんお守りやお神札、絵馬なども授与できるとのことです。
このご時世、どの神社も工夫しながらの分参初詣となっていますね。
✓ 初詣はいつまでにいけばいいか?のまとめ
- 初詣の参拝は正月三が日に行かなくてもいい
- それぞれのタイミングで行きやすい日にちに行けばOK
- 2月や3月に入ってからでも特に問題なし
2021初詣の参拝はいつがねらい目?すいている時間帯は?

2021年の初詣は、出来る限り蜜を避けたいもの。
ということで、初詣参拝のおすすめの日にちや時間帯について訊いてみました。
✓ 明治神宮
- 例年でいうと、会社はじめまでは混んでいます。7日以降平日の早い時間であれば、参列なしで参拝できると思います。
✓ 伏見稲荷大社
- 正月三が日は間違いなく混みあうと思われます。1月中旬以降に、朝一番でお越しいただきましたら、日中よりも人が少ないと思います。それと休日より平日の方が人が少ないと思いますので、その辺りを考えられても良いかと思います。
✓ 住吉大社
- すいている日にちや時間に関してはちょっと予想は難しいですね。例年ですと正月三が日は、境内の中は動けないほどの状態になってしまいます。
✓ 太宰府天満宮
- 正月三が日の特にお昼時が多いですね。朝一の参拝が比較的すいているかと思います。今年は12月1日からお越しいただいて大丈夫ですよ。
2021年も変わらず、正月三が日の初詣参拝は混雑しそうですね。
どの神社も、混雑するのは仕事始めの7日までとのこと。
あと、土日より平日の方が参拝者は少ない傾向にあり、特にねらい目は朝一番の参拝とのことです。
ということで、1月7日以降の朝一に初詣に出かけるのが、比較的混雑なく参拝できるようですね。
✓ 蜜を避けるおすすめ参拝日時のまとめ
- 1月7日以降の平日、朝一の参拝がねらい目
初詣は何時から何時までがいいの?夜の参拝はダメ?

続いては、初詣の参拝時間について。
初詣の参拝は「何時から何時までにしないといけない」といった時間の縛りや決まりもないとのことです。(※神社によっては閉門するところもありますので、そこは要事前確認)
あと、『夜の参拝なら人が少なくていいんじゃない?』なんて考える方も多いんじゃないでしょうか。
そこで夜の参拝についても各神社に問い合わせたところ、「夜間のお参りが失礼に当たるということは特にありません。参拝される方の考え方で良いと思います。」との回答でした。
ただし、夜間などのお参りにはいくつかの注意点があります。
というのもまず、お守りやお札などを授与できる社務所や売店が開いていないという点。
そして、神社の参道や境内(敷地内)では、段差があったり橋があったりして、足元がライトアップされていない神社では危険が伴うという点です。
そういった面から考えると、やはり明るいときに参拝するのが良いのではないでしょうか♪
✓ 初詣の時間・夜の参拝についてのまとめ
- 初詣の参拝時間に決まりはない
- 夜のお参りでも問題はない
- ただし、社務所が開いている時間帯に行かないとお守りなどが買えない
そもそも初詣って行かなくちゃいけない?いかないとマズイ?


今年は怖いから初詣やめとこうかな?
でも…新年に神社にお参り行かなかったら罰当たったりしないかな…?
と、不安に思う方も多いのではないでしょうか?
ということで、初詣の参拝する・しないについての考え方についても訊いてみました。
足を運び直接お会いしてお参りするのが一般的です。
しかし、諸事情により直接伺って参拝できない場合には、神社のある方角に向き、遠くから拝む「遥拝(ようはい)」という作法があります。
「遥拝」は古くから行われてきた正式な作法であり、全国各地には礼拝所も設置されています。
(大宰府宝満宮 竈門神社)
今年は、初詣参拝に不安を感じる方のために、インターネット参拝(オンライン参拝)などを設置している神社やお寺なども増えてきていますので、ご自身のもっとも適した初詣のカタチを選択するのが一番良いですね。
オンライン参拝についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

まとめ:2021年初詣いつまでに行けばいい?蜜を避ける分参方法やおすすめ時間は?

今回は、2021年の初詣についてのいろいろな疑問を調査してみました。
毎年あまり深く考えずに何気なくしていた初詣。
こういった状況にならなければ、初詣について詳しく考えることはなかったかもしれませんね。
まぁでも、今年一年間の無事を祈願しにいく初詣なのに、そこで何かあってしまっては本末転倒ですので、まずは密をさける分参(分散参拝)を取らないといけませんね。
各神社口をそろえて言われていたのは、『どういったカタチの参拝であれ、大切なのは、ご自身の心次第です。』とのことでした。
個人的にはその言葉に、全てが納得させられました。
以上今回は初詣に関する内容でした。