入口ドアに貼り付けるだけで検温出来るという、非接触型の検温センサー「サーモゲート 零-ZERO-」が、東京本社のペブルコーポレーション株式会社より一般販売されました。
本製品の「サーモゲート 零-ZERO-」は、7月1日より先行予約がスタートしており、すでに3千台以上の受注があったとのこと。そこで急遽追加で1万台の生産を行い、7月27日より一般販売に至ったとのことです。
ということで、ドアや入り口に取り付けるだけで検温が出来るという、「サーモゲート 零-ZERO-」について、今回その性能や、使うシーンなどについて考察して独自に調査してみました。
非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」が作られた目的
ペブルコーポレーション株式会社によると、「他人と接することなく、可能な限り短時間で正確に行う」ことをテーマに、高品質体温検知サーモセンサー『サーモゲート 零-ZERO-』を開発したといいます。
この体温検知センサー『サーモゲート 零-ZERO-』の使い方は非常に簡単で、各部屋の入口扉などに設置して、クラスターの発生を未然に防止してくれる優れた製品。しかも、約30〜50cmの距離で0.5秒以内に顔表面温度を判定、検知してくれます。
仮に入室者が、設定温度(37.5度)より高かった場合、『サーモゲート 零-ZERO-』本体のLEDランプが点灯し、アラーム音で警告してくれます。
✔ 非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」のここがポイント
従来の体温検知センサーの場合、管理者が入室者のそばにいき、ハンディタイプの検温センサーをかざして、近い距離で検温しなければいけなかったが、非接触型『サーモゲート 零-ZERO-』の場合、設置したドアの前で自動検知、LEDランプと警告アラームにより自己診断ができる為、リスクは減るといいます。
非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」の性能・特徴

✔ 非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」の5つのポイント
- 手の平サイズでコンパクト(幅85㎜×高さ110㎜×奥行23㎜)
- マスクを装着してても検温判定が可能
- 非接触で体温検知(LED&アラームでリスク検知)
- 信頼の “ジャパンメイド”
- 高精度センサーは、世界的健康医療機器メーカーのオムロン社製
オムロン社製ということで、検知精度に関しては安心できますね。
さらに、販売元のペブルコーポレーション株式会社によれば、2020年秋には、「サーモゲート 零-ZERO-」から得たデータの紐づけや、蓄積された従業員の健康管理などを高度に分析する連結システムなどを、第二弾、第三弾と随時販売していく予定だといいます。これは斬新な機能ですね。
非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」の設置方法

「サーモゲート 零-ZERO-」は、「単3電池4本」または「micro-USB給電」で作動する為に工事費などは一切かからず、付属の磁石もしくは両面テープで、各種入り口ドアなどの設置場所に貼り付けるだけという、とてもシンプルな設置方法となっています。
非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」の販売価格と購入方法

「サーモゲート 零-ZERO-」の販売価格は 32,780円(税込み)
購入方法については、現在「Amazon」より購入可能です。
※商品生産が追い付かなく、在庫切れが多いようです。このスペックでこの価格帯なので、かなりの人気商品になっているようですね。(9/3追記)
✓ 「サーモゲート 零-ZERO-」公式サイトでも予約・販売受付していました。
※公式サイトでは「専用スタンドパネル」や「デスクトップパネル」、「足踏み式アルコールスタンドパネル」などの便利なオプションも売られていました。(10/23追記)

✔ 公式ウェブサイトに記載されている注意事項
※本製品に搭載しているサーマルセンサーは医療機器ではないため、深部体温を測定するものではございません。あくまで、体表面の温度を測定し発熱の可能性のある人を検知する機器となります。
非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」のデメリット・口コミ
商品の出荷が早くても2020年9月上旬ということで、いまのところ「サーモゲート 零-ZERO-」の評価やレビューはありませんでした。
代わりに、「サーモゲート 零-ZERO-」の一般販売についてのTwitterの反応を載せておきますね。
ドアに取り付けるだけ!非接触型の高精度センサー「サーモゲート 零-ZERO-」
— うめさん (@umezawa_toy) July 9, 2020
買っとく事にした。 https://t.co/lPwdmIvaJv
サーモゲート 零-ZERO-にWant!しました #ギズモードレビュー https://t.co/3ZIZNXQc20
— skyislimited (@skyislimited) July 9, 2020
イイかも(現物を評価したい) > 0.5秒で感染リスクを瞬間検知!非接触で安全を守るサーモセンサー『サーモゲート 零-ZERO-』 https://t.co/ZOQD22zbl2
— Masayuki Akamatsu (@akamatsu) July 8, 2020
非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」の使い道

✔ 法人の場合の利用シーン
✔ 個人の場合の利用シーン
非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」のまとめ

今回、非接触型体温計「サーモゲート 零-ZERO-」について調査してみましたが、いかがだったでしょうか。
個人的には、この「サーモゲート 零-ZERO-」本体の機能もさることながら、これから追加販売される「データの紐づけ」、「蓄積された従業員の健康管理などを高度に分析するシステム」が気になりますねー。
これが販売されたら、オフィスやその他経営者としては非常にリスク管理がしやすいんじゃないでしょうか。
まぁ、得られる情報によっては『個人情報がー』、とかのトラブルになったりしそうですが(笑)でも、今はそんなこと言ってられないような状況ですからね。
追加情報を待ちたいと思います♪
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