なぜ多くのボクサーが井上尚弥と戦いたがるのか?モンスターとの対戦を熱望する9名のライバル!

なぜ井上尚弥と戦いたがるのか?モンスターとの対戦を熱望する9名のライバル! ボクシング
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33歳にフェザー級、その後スーパーフェザー級まで階級を上げ、最終的に世界6階級制覇を目指す』と公言している我らが誇るモンスター井上尚弥。

 

本記事では、井上尚弥に挑戦状を叩きつけた選手や、戦う可能性のあるの将来のライバル9名を紹介。

さらに、なぜ多くのボクサーが井上尚弥と戦いたがるのか?といった点についても詳しく解説しています!

 

注目! モンスター井上尚弥の2024年 最新試合情報はこちら

 

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井上尚弥との対戦を熱望する9名のライバル達

井上尚弥との対戦を熱望する9名のライバル達

 

井上尚弥との対戦を熱望し、挑戦状を叩きつけた9名のボクサーがこちら。

 

 

  • 亀田和毅(フェザー級)
    43戦40勝 (22KO) 3敗
    元WBO世界バンタム級王座
井上尚弥と戦うためにフェザー級に転級した。自分がフェザー級のチャンピオンになっていたら必ずチャンスは巡ってくるはず。

 

 

  • ルイス・ネリ(Sバンタム級)
    36戦35勝(27KO)1敗
    元WBC世界バンタム級王者/
    元WBC世界スーパーバンタム級王者
俺がモンスターの仮面を剥いでやる。あいつは俺と戦う必要がある。俺はイノウエを愛している。

 

 

  • ジョンリル・カシメロ(Sバンタム級)
    37戦33勝(22KO) 4敗
    元IBF世界ライトフライ級王者/
    元IBF世界フライ級王者/元WBO世界バンタム級王者/世界3階級制覇王者
イノウエはハードパンチャーだけど俺のほうがバンチ力は上。できれば、いつの日かナオヤ・イノウエと戦いたい。

 

 

  • エマヌエル・ナバレッテ(スーパーフェザー級)
    39戦38勝(31KO) 1敗
    現WBO世界スーパーフェザー級王者/元WBO世界スーパーバンタム級王者/元WBO世界フェザー級王者/世界3階級制覇王者
チャンスが訪れたらぜひ対戦したい。日本対メキシコというボクシング史に刻まれるファイトになるはずだ。ナオヤ、世界中のファンのために戦おう!

 

 

  • ジャーボンテイ・デービス(ライト級)
    29戦 29勝 (27KO) 無敗
    現WBA世界ライト級レギュラー王者/元WBAスーパー・IBF世界スーパーフェザー級王者/元WBA世界スーパーライト級レギュラー王者/世界3階級制覇王者
面白い試合になるだろうね。テクニカルな試合になる。でも、俺は彼にとってはデカすぎると思う。ただ、実現すれば夢の対戦になるだろうね。

 

 

  • ムロジョン・アフマダリエフ(スーパーバンタム級)
    12戦11勝 (8KO) 1敗
    元WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級統一王者
イノウエは今最も勢いのあるボクサーであり、かつ真の紳士だ。ボクシングでは互いのリスペクトが不可欠で、彼のような人と戦いたいんだ。

 

 

  • ブランドン・フィゲロア(フェザー級)
    26戦24勝 (18KO) 1敗1分
    現WBC世界フェザー級暫定王者/元WBA・WBC世界スーパーバンタム級統一王者
フルトンにはイノウエは荷が重すぎたんだよ。でも、僕ならイノウエと良い試合ができると思う。彼のような最高のファイターと戦えたら嬉しい。

 

 

  • ワシル・ロマチェンコ(ライト級)
    20戦 17勝 (11KO) 3敗
    元WBO世界フェザー級王者/元WBO世界スーパーフェザー級王者/元WBAスーパー・WBC・WBO世界ライト級統一王者/
    3階級制覇王者
イノウエとはいずれ戦うことになるだろう。体重の絞り方を忘れてしまったが、もう一度フェザー級の身体を作る必要があるね。彼は間違いなくトップファイターだ。

 

 

  • ロベイシ・ラミレス(フェザー級)
    14戦 13勝 (8KO) 1敗
    現WBO世界フェザー級王者
イノウエが階級を上げてきてチャンスがあればぜひやりたい。いい試合になると思う。私のキャリアのプラスになるしファンのためにもなる。

 

 

しかしすごい面々ですよね。

 

上記以外にも、あげればきりがないほどのの多くのボクサーがモンスター井上尚弥との対戦を熱望しています。実現するかどうかは別にして、誰が一番強いのかという話題は盛り上がるものですよね。

 

関連記事 2023年12月に予定されているSバンタム級4団体統一戦の相手!

 

 

なぜ多くのボクサーが井上尚弥との対戦を熱望しているのか?

なぜ多くのボクサーが井上尚弥との対戦を熱望しているのか?

 

ところで、なぜこれだけ多くのボクサーが井上尚弥との対戦を熱望しているのか?

 

それは「莫大なファイトマネー」と「ボクサーとしての名声」が得られるからなんです。

 

 

軽量級ボクサーのファイトマネーは安い

 

階級体重(kg)体重(ポンド)
ヘビー級90.72kg以上200ポンド以上
クルーザー級90.72kg未満200ポンド未満
ライトヘビー級79.38kg未満175ポンド未満
スーパーミドル級76.20kg未満168ポンド未満
ミドル級72.57kg未満160ポンド未満
スーパーウェルター級69.85kg未満154ポンド未満
ウェルター級66.68kg未満147ポンド未満
スーパーライト級63.50kg未満140ポンド未満
ライト級61.23kg未満135ポンド未満
スーパーフェザー級58.97kg未満130ポンド未満
フェザー級57.15kg未満126ポンド未満
スーパーバンタム級55.34kg未満122ポンド未満
バンタム級53.52kg未満118ポンド未満
スーパーフライ級52.16kg未満115ポンド未満
フライ級50.80kg未満112ポンド未満
ライトフライ級48.97kg未満108ポンド未満
ミニマム級47.62kg未満105ポンド未満
※青字が軽量級、緑字が中量級、赤字が重量級。

 

まず、軽量級ボクサーのファイトマネーは非常に安く、世界チャンピオンクラスで1,000万円程度もらえればかなり良い方です。理由は、軽量級の試合は世間の関心、注目度が低いためです。

 

あのスーパーバンタム級2団体統一王者で最強といわれたフルトンでさえ、井上尚弥と対戦する前までは50万ドル(7,000万円)が自己最高ファイトマネーでした。

 

しかし、フルトンはモンスター井上尚弥と対戦したことで、自己最高額の約7倍の5億円ものビッグマネーを手にしているわけです。

 

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世界的にボクシングは中〜重量級の人気が高い

 

ボクシングは、世界的にみると中〜重量級が最も人気が高くなります。むしろ海外では軽量級に興味を持つファンは非常に少ない傾向にあるのです。

 

マイク・タイソンやジョージ・フォアマンに代表されるように、やはり豪快にノックアウトで倒す迫力満点のボクシングが好まれているんですね。

 

そのため、重量級の試合は非常に注目度も高く、会場チケット代やPPV放映権はもちろん、大手スポンサーの広告収入も上がり、結果的に莫大なお金が動くビッグマッチ興行となるわけです。

 

ボクサーはその売上(興行収入)の一部をファイトマネーとして得ているため、世間の関心の低い軽量級はどうしても限界があり、非常に少ないファイトマネーしか貰えていない現状なのです。

 

ただし、それはモンスター井上尚弥が出現する前までの話。



モンスター井上尚弥が全世界のボクシングファンの考えを変えた

 

井上尚弥はこれまで25戦して22KO(KO率88%)で相手を倒しています。これは平均KO率45%といわれている軽量級では考えられないほどのKO率なのです。

 

しかも、その階級で最強といわれていたチャンピオン達をいとも簡単にバッタバタ倒していったわけです。※世界戦21連勝

 

この圧倒的なKO劇に世界中のボクシング関係者、および世界中の目の肥えたコアなボクシングファンもあっという間に魅了され、「どんでもないKOモンスターがいる、しかも軽量級にだ!」と認知されていくことになります。

 

■モンスター井上尚弥が獲得したタイトル

  • 世界4階級制覇
  • WBC世界ライトフライ級王者
  • WBO世界スーパーフライ級王者
  • 世界バンタム級4団体統一王者
  • 世界スーパーバンタム級2団体統一王者

 

 

そして、今年12月に挑戦する予定のS・バンタム級4団体統一戦(相手はマーロン・タパレス)では、日本ボクシング史上最高額となる6億円を越えるファイトマネーを手にするのではないかともいわれています。※現在の日本人最高額は村田諒太の6億円

 

つまり、井上尚弥はこれまでの軽量級の常識を変えたといっても過言ではないのです。

 

勝てば”モンスターを倒した男”としてその名を上げることができ、負けても夢のようなビッグマネーを手にすることができる。そんなモンスター井上尚弥と階級を超えてでも対戦したいと熱望するのはボクサーとしては当然のことなのかもしれませんね。

 

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