2023年4月、キック界から鳴り物入りでボクシングに参入した神童・那須川天心。
2023年4月8日に行われたボクシングデビュー戦では、バンタム級日本ランク4位(当時)の与那覇勇気から6R 判定3-0で見事勝利。同年9月18日には、バンタム級メキシコ王者ルイス・グスマンとの試合が決まっています。
ボクシングでも順風満帆に見える那須川天心ですが、ことファイトマネーに関してはキック時代とは比べ物にならないほど下がっているはず。それでも挑戦する理由は”単純に強いヤツを倒したいから”。
今回はそんな魅力的なボクサー那須川天心のファイトマネー事情をお届けします。
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那須川天心のボクシングデビュー戦のファイトマネー
500万円(推定)
4月8日(月)に行われた那須川天心のボクシングプロデビュー戦(vs.与那覇勇気)のファイトマネーは公式には発表されていません。ただし、海外メディアで一部報道されていました。
- 那須川天心:25,000ドル
- 与那覇勇気:10,000ドル
情報元:https://www.sportspayouts.com/boxing/tenshin-nasukawa-vs-yuki-yonaha-purse-payouts/
那須川天心のデビュー戦ファイトマネーは日本円にして370万。意外と少ないと感じるかもしれませんが、B級ボクサーのファイトマネーの平均相場は10〜30万円ですから、ボクシングデビュー戦としては破格のファイトマネーとなります。
ちなみに、那須川天心はボクサーパンツには広告をつけずにデビュー戦を戦っていますので、個人スポンサー料はなし。あとは多少の追加ボーナスがあると思いますので、おそらく総額で500万前後ではないかと推測されます。
那須川天心プロ2戦目 vsルイス・クズマン戦のファイトマネー
続いて9月18日(月)に行われる那須川天心ボクシング2戦目のファイトマネーについて。
1,000〜2,000万(推定)
9月18日は那須川天心vsグスマン戦以外にも、寺地拳四朗、中谷潤人の2人チャンピオンの世界戦が組まれており、かなり注目度の高い興行となっています。
- 会場は有明アリーナ(東京)で収容人数1万5000人
- 配信はAmazonプライムビデオ「Prime Video Presents Live Boxing 5」での独占生ライブ
- 海外でもESPN+でライブ配信される予定
本試合では個人スポンサー(パンツなどの広告)も付けるということで、別途スポンサー料も入りますので、おそらく最低保証額700万程度にスポンサーや追加ボーナスを加えて2,000万ぐらいは貰っているんじゃないかと推測できます。
ちなみに、モンスター井上尚弥でさえプロ14戦目(当時WBO世界スーパーフライ級で5度防衛)でファイトマネー2,000万円※(アントニオ・ニエベス戦)ですから、新人ボクサーとしてはあり得ないぐらいのファイトマネーですね。※情報元:米スポーツ専門紙 ESPN
キック時代の那須川天心のファイトマネー
では、キック時代の那須川天心はどのくらいのファイトマネーを貰っていたのか?過去に注目を浴びた武尊戦とメイウェザー戦の2試合を見てみましょう。
那須川天心vs.武尊戦【THE MATCH 2022】
【THE MATCH 2022】那須川天心vs.武尊戦のファイトマネー
2億5,000万円(推定)
※情報元:https://diamond.jp/articles/-/308453
ご存じ、“K-1のカリスマ”武尊と”神童”那須川天心のキック最強を決める世紀の一戦。2022年6月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」は、総動員人数5万6399人で日本中が熱狂する歴史的ビッグイベントとなりました。
■THE MATCH2022の収益
那須川天心vs.メイウェザー戦【RIZIN.14 エキシビジョンマッチ】
RIZIN.14 那須川天心vs.メイウェザー戦のファイトマネー
メイウェザー:10億円(推定)
那須川天心:※非公開(推定1億円)
情報元:https://www.sanspo.com/article/20190103-MYGWRZ6BGFJ6ZEZWPM66EEUDW4/
2018年12月31日、RIZIN.14 エキシビジョンマッチとして行われた那須川天心vs.メイウェザー戦。
■RIZIN.14 エキシビジョンマッチの詳細
- 那須川天心はRIZIN.14 メイン
- 相手は世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー
- メイウェザーのファイトマネーは10億円
- さいたまスーパーアリーナ(総動員数29,105人)
- フジテレビ放送(瞬間最高視聴率12.2%)
この試合の那須川天心のファイトマネーは非公開とされていますが、以上の情報をもとに推測するとスポンサー料なども含め、トータル1億円以上のファイトマネーは得ているのではないかと思われます。
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まとめ:那須川天心のボクシングのファイトマネー
さて、今回は那須川天心のボクシングのファイトマネー事情をお届けしました。
余談ですが、日本人ボクサーのファイトマネー最高額は村田諒太の6億円。ただ、モンスター井上尚弥は年末に行われる予定のマーロン・タパレス戦でそれ以上のファイトマネー(6.5億)を手にするのではないかとも噂されています。
ちなみに、ボクシングの1試合のファイトマネー世界最高額はフロイド・メイウェザーの210億円で、改めてボクシングには夢がありますよねー。
那須川天心がこのまま順調に成長してボクサーとして大成し、「モンスター井上尚弥 vs 神童・那須川天心」による4団体統一戦…なんて夢のドリームマッチが組まれるようなことがあれば、きっと日本ボクシング史上最高額のファイトマネーが生まれるのかもしれませんね♪
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