キックボクシング界の神童、那須川天心選手。
来年2022年3月にはキックボクシングを引退し、新たにボクシングの世界へと挑戦することを発表しましたよね♪
那須川天心選手のボクシングセンスについては、以前からプロボクシング関係者からの評価は高く、SNS上では早くも「モンスター井上尚弥 vs. 那須川天心」の話が盛り上がっていました♪
しかし、階級が違えば絶対に交わることがないのがボクシングの世界。
ということで、今回は
- 那須川天心は、どの階級でボクシングに挑戦するのか?
- 挑戦する階級には、どんなライバル(強敵)がいるのか?
- 将来的にモンスター井上尚弥選手との直接対決はあるのか?
というような内容でお届けしていきます♪
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那須川天心はボクシングでどの階級に挑戦するのか?
まずは、那須川天心選手が挑戦する階級について。
那須川天心選手のボクシング階級については、以前からいろんな方が予想していますが、じつは具志堅用高さんのユーチューブチャンネルで、那須川天心自らが「挑戦する予定のボクシング階級」について語っている貴重な動画がありましたので、まずはこちらからご覧ください♪
本人の口からハッキリと『バンタムかスーパーバンタム』と答えてますね♪
(※2021年2月26日にアップロードされた動画)
となると、那須川天心選手は
- バンタム級なら53.52㎏以下
- スーパーバンタム級なら55.34㎏以下
での挑戦となります。
✔︎ ボクシングの階級(フライ級〜スーパーライト級まで)
階 級 | 体重(kg) | (ポンド) |
スーパーライト級 | 63.50kg以下 | 140以下 |
ライト級 | 61.24kg以下 | 135以下 |
スーパーフェザー級 | 58.97kg以下 | 130以下 |
フェザー級 | 57.15kg以下 | 126以下 |
スーパーバンタム級 | 55.34kg以下 | 122以下 |
バンタム級 | 53.52kg以下 | 118以下 |
スーパーフライ級 | 52.16kg以下 | 115以下 |
フライ級 | 50.80kg以下 | 112以下 |
現在の那須川天心選手の体重は62㎏前後、ここ最近のRISEやRIZINの試合では、55~57㎏で出場していますので、とすると、体重調整(減量)など考えれば、スーパーバンタム級が妥当な線じゃないでしょうか♪
しかし、元K-1ファイターからボクシングに転向した武居由樹選手は、普段の体重は天心選手と同じ62kg前後、K-1時代の試合では55kgで出場、ボクシングではさらに絞りバンタム級(53.52kg)でデビューしています。
関係者によると、キックボクシング時代より体重を絞った方がボクシングでは動きが良くなる、などといった話も聞きますし、微妙なところですねー。
あとはその階級にどういったライバル(チャンピオン)がいるのかっていう点も、階級を決める一つの要素にもなってきそうですね♪
バンタム級やスーパーバンタム級には誰がいる?那須川天心の行く手を阻むライバル達
ということで今度は、那須川天心選手が挑戦すると公言したバンタム級かスーパーバンタム級の有名選手達をピックアップしてみました。
一体どんな選手達がいるのか?
将来実現するかもしれないドリームマッチを勝手に想像しながら解説していきます♪
ついでに、過去にその階級で「世界チャンピオンになった日本人」も参考までに載せておきます。
【バンタム級】対戦する可能性がある天心のライバル達
まずは、バンタム級のボクシング主要4団体のチャンピオンから。
✔︎ バンタム級 主要4団体王者(WBA・WBC・IBF・WBO)
WBA王者 | WBC王者 | IBF王者 | WBO王者 |
井上 尚弥 | 井上尚弥 | 井上 尚弥 |
井上尚弥 |
24戦24勝21KO |
ー |
ー |
ー |
(2022年12月14日時点)

【訂正】12月13日に井上尚弥が4団体統一王者を成し遂げています。
バンタム級は、言わずと知れた絶対王者のあのモンスター井上尚弥選手が頂点に君臨。
なんて、ファンなら一度は想像したことがあるドリームマッチじゃないでしょうか♪
とはいえ、井上尚弥選手は4団体統一王者でパウンドフォーパウンド(P4P)1位。しかも、スーパーバンタム級に階級を上げると本人が公言していますので、将来的にも那須川天心がバンタム級でモンスターと対峙することはないでしょうね♪
あとは、いつも井上尚弥選手を挑発している元・WBO王者のカシメロ選手に、老いてなお盛んな元・WBC王者、ノニト・ドネア選手。それに井上尚弥と4団体統一戦で対戦したポール・バトラー選手。
ちょっと気が早いかもしれませんが、こういった選手たちとも、将来的に那須川天心選手は対戦するかもしれないわけですね。
他にも日本人選手でいえば、比嘉 大吾選手(WBO世界7位)、栗原 慶太選手(東洋太平洋チャンピオン)など、バンタム級は層が厚い。
過去にはこんな方々が、バンタム級の日本人歴代チャンピオンになってます⬇︎
WBA王者 | WBC王者 | IBF王者 | WBO王者 |
ファイティング原田 | ファイティング原田 | 新垣 諭 | 亀田 和毅 |
六車 卓也 | 辰吉 丈一郎 | 井上 尚弥 | 井上尚弥 |
戸高 秀樹 | 薬師寺 保栄 | ||
亀田 興毅 | 長谷川 穂積 | ||
井上 尚弥 | 山中 慎介 | ||
井上 拓真 |
※戸高秀樹選手と井上拓真選手は暫定王者
※2022.12.14現在
【スーパーバンタム級】対戦する可能性がある天心のライバル達
続いては、スーパーバンタム級に那須川天心選手がいった場合、いずれ対戦することになるかもしれない選手達。
まずは、現在のスーパーバンタム級世界チャンピオンの面々がこちらです。
✔︎ スーパーバンタム級 主要4団体王者(WBA・WBC・IBF・WBO)
WBA王者 | WBC王者 | IBF王者 | WBO王者 |
アフマダリエフ | フルトン | アフマダリエフ |
フルトン |
11戦11勝8KO |
21戦21勝8KO |
ー |
ー |
(2022年12月14日時点)

ルイス・ネリ選手は王座陥落
こちらスーパーバンタム級は、現在4団体のベルトをアフマダリエフとフルトンの2人の選手で分け合う格好です。もちろん両者とも無敗。
つまり、キックボクシング界でいうところの那須川天心のような神童ファイターが、ボクシングのスーパーバンタム級にはゾロゾロいるってことですねー。
あと、最近負けはしましたがルイス・ネリ選手(33戦32勝1敗 25KO)も実力ではフルトンやアフマダリエフに劣らない強さがあるといわれています。
しかしこのルイス・ネリ選手、試合計量で失敗したり、ドーピング使用で無効試合になったりと、何かとリング外で問題ばかり起こす悪童で有名なんですねー(笑)
日本人で言えば、武居 由樹選手(東洋太平洋スーパーバンタム級王者)もバンタム級からスーパーバンタム級に階級を上げて、すでに無敗の東洋太平洋チャンピオンですね。
井上尚弥選手の弟・井上 拓真選手(日本スーパーバンタム級王座)や、小國以載選手(元 IBF世界スーパーバンタム級王者)、それに勅使河原弘晶選手(東洋太平洋チャンピオン)。
さらには辰吉丈一郎さんの息子、辰吉寿以輝選手もいますね。彼は現在14戦13勝1分け(9KO)で無敗ですから、このマッチングも実現したら話題となるでしょうねー。
ちなみに、現在バンタム級の井上尚弥選手も来年からはスーパーバンタム級に転向しますので、仮に天心選手がこれらのライバルを蹴散らし、スーパーバンタム級の世界王者になっていけたならば、夢のドリームマッチ「井上尚弥 vs 那須川天心 スーパーバンタム級 4団体統一王者決定戦」なーんてものが観れるかもしれませんね♪
注目記事 スーパーバンタム級の井上尚弥のライバルは誰だ!

スーパーバンタム級の日本人歴代チャンピオンはこちら⬇︎
WBA王者 | WBC王者 | IBF王者 | WBO王者 |
佐藤 修 | ロイヤル小林 | 小國 以載 | |
下田 昭文 | 畑中 清詞 | 岩佐 亮佑 | |
久保 隼 | 長谷川 穂積 | ||
西岡 利晃 | |||
亀田 和毅 |
※亀田和毅選手は暫定王者
まとめ:那須川天心はどの階級でボクシングに挑戦するのか?
ということで今回は、ボクシングに転向すると発表した那須川天心選手はどの階級に行くのか?といったところを詳しく解説してきました。
バンタム級、スーパーバンタム級と、どちらの階級に行くにしろ那須川天心選手にとって決して簡単な道のりではなさそうですねー。
でも、那須川天心選手は「強いヤツをぶっ倒したい」という理由でボクシング転向を決めたといっていましたので、本人も、そして応援する側としてもワクワクしかないですね♪
那須川天心選手の所属はおそらく帝拳ジム、葛西裕一トレーナーと共に2023年以降のデビューを目指すとのことですので、神童・那須川天心選手の第二のサクセスストーリーを見守っていきましょう。
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