9月18日(月)に迫った那須川天心のプロボクシング転向後の第二戦目。
しかしここにきてなんと対戦予定だったメキシコ人ボクサー「ファン・フローレス」が急遽体調を崩すというアクシデント発生!
無敗の格闘家で今年4月にプロボクシングで白星デビューを飾った東洋太平洋スーパーバンタム級8位の那須川天心(25=帝拳)が9月18日、東京・有明アリーナで臨むボクシング2戦目の対戦相手がメキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン(27)に変更になったと2日、発表された。
ということで、急遽決まったのがタイトルにもあるように同じメキシコ人ボクサーの「ルイス・グスマン」。
今回は急遽決まった謎のメキシカンボクサー「ルイス・グスマン」について、いったいどんなボクサーで、どのくらいの実力の選手なのか?ルイス・グスマン選手の過去の戦績やプロフィールなどを現在わかる範囲で調査してみましたのでご紹介します。
※天心vs.グスマン戦の視聴はこちら
那須川天心の2戦目の相手「ルイス・グスマン」のwiki風プロフィール
✅9月18日に対戦する那須川天心の新しい対戦相手がこちら
- 本名:ルイス・グスマン・トーレス
- 愛称:キコ
- 年齢:27歳
- 身長:不明
- 利き腕:右
- 国籍:メキシコ(タバスコ州)
- 戦績:12戦10勝(6KO)2敗
- KO率:60%
- デビュー:2013年9月13日
■ルイス・グスマンが話している映像がこちら
出典:https://www.diariopresente.mx/deportes/el-campeon-nacional-gallo-luis-kiko-guzman-compartio-que-sus-hijas-son-el-motor-para-salir-adelante/337604
海外サイトなども調査しましたが、身長やリーチなども出ておらず、今のところかなり情報が少ない状況です。
現在わかる範囲では、ルイス・グスマン・トーレス選手はバンタム級のメキシコチャンピオンで海外での試合は自身初めての経験だということです。
メキシコはサウル・アルバレスやルイス・ネリを筆頭に、独特のリズムで強豪ぞろいのボクシング大国なので、その中の国内チャンピオンですから実力は間違いないのでしょう。
ただ、個人的には一発があるファン・フローレス選手との対戦の方が、より那須川天心選手の成長が読み取れるかなと期待していたので多少残念ですね。「今回は倒しにいく!」と豪語してましたので♪
※井上尚弥の4団体統一戦の相手「マーロン・タパレス」の情報はこちら
ルイス・グスマンのこれまでの戦績:12戦10勝(6KO)2敗
では続いて、那須川天心の新しい対戦相手になったルイス・グスマンのこれまでの戦績(対戦成績)をみていきましょう。
✅ルイス・グスマンの戦績(12戦10勝2敗)
試合 日付 |
結果 | 対戦相手 |
デビュー戦 2013-09-13 |
◯(2R TKO) | デビッド・ルナス |
2試合目 2017-12-02 |
◯(2-0判定) | フリアス・ラモス |
3試合目 2017-12-16 |
◯(1R TKO) | ビクター・ヒメネス |
4試合目 2018-09-14 |
◯(2-0判定) | ロレンソ・ロペス |
5試合目 2019-07-26 |
●(3R TKO) | ウィルマンク・カノニコ・ブリト |
6試合目 2020-02-29 |
◯(5R TKO) | アレクシス・ペシュ・チェ |
7試合目 2020-11-07 |
◯(2-1判定) | ホセ・アルベルト・ロペス |
8試合目 2021-04-17 |
◯(5R TKO) | エセキエル・ベタンクール・クルス |
9試合目 2021-06-12 |
●(7R TKO) | ホセ・ニック・クプル |
10試合目 2021-11-20 |
◯(3R TKO) | ローマン・ゴンザレス |
11試合目 2022-05-28 |
◯(2-0判定) | ホセ・ニック・クプル |
12試合目 2022-12-17 |
◯(2R TKO) | セルヒオ・オロスコ・オリバ |
ルイス・グスマンのボクシングプロデビューは2013年ですが、アマチュア戦績は150戦143勝7敗と、その実績はかなりのものです。
2戦目が4年後の2017年とかなり期間が空いているため、約9年の長いプロボクシング歴の中で12戦しか戦っていません。
今回の試合も、最後に勝利した2022年12月の防衛戦から約10ヶ月ぶりの試合になっており、しかも自身初めての海外遠征のようで「早めに日本入りして準備する」と地元メディアに説明しているようです。
※9月10日にすでに日本入りしてます。
■ルイス・グスマン(luis kiko guzman)の2022年12月の試合映像
※白いパンツがルイス・グスマン。パンツに愛称である”kiko”と書いている。
戦績や動画を見る限り10勝6KOでKO率は60%とパンチ力はあるようですが、判定も4試合ありますので、どちらかというとバランスタイプのボクサーのような感じですね。
あと、2021年に一度負けた相手「ホセ・ニック・クプル」に再度2022年にリベンジしているあたり、ファイターとしてのメンタルは強いと思われます。
前相手フローレスと新しい対戦相手グスマンは実力はどちらが上?
9月2日に急遽対戦相手が変更となったわけですが、気になるのが変更前のファン・フローレスと変更後のルイス・グスマン、どちらが実力が上なの?ってところですよね。
✅ルイス・グスマンとの対戦になった那須川天心のコメントがこちら
9/18日の対戦相手が変わりました
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) September 2, 2023
メキシコの現役チャンピオンに変更になったので 僕としてみれば嬉しいです
相手どうこうより強くなった姿をみんなに観てもらいたい ただそれだけ 集中切らさず やってきます チケットもまだ少しあるみたいです 是非https://t.co/SI47P9mziv pic.twitter.com/qlgdRZAoGH
”僕としてみれば嬉しい”とはどちらの意味なのか?楽になったからなのか?それとも強い相手と戦える喜びなのか?
ということでまずは、両者の戦績から比較してみましょう。
対戦相手 | ルイス・グスマン | ファン・フローレス |
過去戦績 | 12戦10勝(6KO)2敗 | 9戦全勝(7KO) |
KO率 | 60% | 77.8% |
※両者ともに国籍はメキシコ
戦績だけを比較すると、ファン・フローレスは無敗、一方ルイス・グスマンは2敗(2敗ともKO負け)ということで、KO率も高いファン・フローレスの方が若干上回っているように見えますが、専門家の評価はちょっと違うようです!
バンタム級 ランキング | ルイス・グスマン | ファン・フローレス |
国内順位(198人中) | 23位 | 53位 |
世界順位(1070人中) | 126位 | 275位 |
参考資料:https://boxrec.com/
上記は、全バンタム級ボクサーの中で、メキシコ国内順位と世界でのランキング順位なのですが、ファン・フローレスよりルイス・グスマンの方が断然評価は上なんですよね。
ルイス・グスマンはメキシコ国内チャンピオンで、かつ2022年には防衛戦も見事勝利していますので、実力的にはフローレスよりもルイス・グスマンの方が上ということで間違いないようです♪
那須川天心vs.ルイス・グスマンの視聴方法と詳細情報
那須川天心vs.ルイス・グスマンの試合は9月18日(月・祝)、会場は有明アリーナで行われます。
■Prime Video Presents Live Boxing 5
【放送日時】2023年9月18日(月・祝)
【試合会場】有明アリーナ(東京)
【放送媒体】プライムビデオ(独占ライブ配信)
【試合予定】
- 那須川天心vs.ルイス・グスマン
- 寺地拳四朗vs.ヘッキー・ブドラー
- 中谷潤人vs.アルジ・コルテス ほか
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試合が行われる9月18日は月曜日ですが祝日なので、ゆっくり楽しめるのも嬉しいところですねー。
「今回は倒しに行く!」と記者会見でも息巻いていた那須川天心選手。インファイターで一発のあるファンフローレス選手といったいどんな試合になるのか、今から楽しみですね♪
※最新のタイムテーブルや試合順については下記記事をご確認ください。
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