2020年8月25日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のロゴマークが決まりました。
今回選出されたロゴマークについては、Twitterやその他SNSで「急上昇トレンド入り」するほどの盛り上がりをみせています。
そんな話題の大阪・関西万博の「ロゴマーク」ですが、今回は「ロゴ」についてではなく、そのロゴを考案した「シマダタモツ」という人物にフォーカスして、シマダタモツ(嶋田保)の「学歴」「経歴」「作品」「受賞歴」などの、詳しいプロフィールについて解説していきます。
これを読めば、「シマダ タモツ」さんという人がどんな人なのか、が分かります。
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シマダタモツ(嶋田保) 基本プロフィール
- 名 前 :嶋田保 (しまだ たもつ)
- 生年月日:1965年生まれ
- 年 齢 :55歳
- 出 身 :大阪府
- 勤務先 :島田デザイン株式会社(Shimada Design Inc.)
http://www.shimada-d.com/(現在リニューアル工事中) - 職 業 :アートディレクター、グラフィックデザイナーなど
- 家 族 :母親は、大阪で喫茶店を経営
シマダタモツ(嶋田保) プロフィール「学歴」
シマダタモツさんは、大阪府内の高校を卒業後に、大阪の専門学校に進学します。
しかし1年ほどで、シマダタモツさんは 自主退学(中退)をしてしまいます。
その自主退学した理由について、のちに「シマダタモツ」さんはこう語っています。
『 矢印を100個書く という課題に、納得出来なかったから』
「矢印を100個書く」っていうのも、なんとも変わった課題ではありますけど、それにもまして、その課題に納得できずに自主退学してしまう、という「シマダタモツ」さんも、これまたタダモノではないですね(笑)
やはり、そのぐらい自分自身の「こだわり」というか「頑固さ」がないと、他には書けない独創的な「デザイン」は描けないんでしょうね。
ちなみに、大阪で「矢印を100個書かせる課題を出す専門学校」を調べまくったら一校だけヒットしました!
シマダタモツさんの通った専門学校は、おそらく「大阪デザイナー専門学校」だと思われます。
大阪デザイナー専門学校は、1年生の時に「いろいろな矢印のデザインを100個書く」という課題をさせることが伝統行事になっているようですね。
その「矢印を100個書かせる」意図は、「矢印はその形だけで方向や指示、意味を表現している、実は優れ者のデザイン」との考えから実施しているとのこと。
いろいろなイマジネーションを鍛える、デザインの基本だったのかもしれませんね。
シマダタモツ(嶋田保) プロフィール「経歴」
シマダタモツさんは、デザイン専門学校を自主退学後に、母の知人の紹介で「松江寛之デザイン事務所」へ勤務します。
- 3年後、勤めていた「松江寛之デザイン事務所」の事情により、いったん退職。
- 1992年、27歳の若さで「嶋田デザイン事務所」を起ち上げ独立。
- 2004年、39歳の時に「有限会社 シマダデザイン」設立。
- 現在、島田デザイン株式会社。
あと、シマダタモツさんは「TEAM INARI」の代表でもあります。
「TEAM INARI」といえば、今回の「大阪・関西万博2025」のロゴデザインを作り上げた、あのチームですね。
✓ こちらが「TEAM INARI」メンバー
- 雨宮深雪(あめみや みゆき)
- 大亦伸彦(おおまた のぶひこ)
- 上村慎也(かみむら しんや)
- 布川侑己(ぬのかわ ゆうこ)
- 藤澤勇佑(ふじさわ ゆうすけ)
ちなみに、「TEAM INARI」のネーミングは、「島田デザイン株式会社」の所在地(大阪市浪速区稲荷)から取ったのではないかといわれています。
とすると、チームメンバー全員、その辺りに住んでいるのかもしれませんね♪
あと、シマダタモツさんの口癖は、
だそうです。
先程の専門学校中退の件といい、この辺りに仕事に対する「プライド」が出ていますよね。
でも、それがデザイナーとしての「シマダタモツ」さんの最大の魅力であり、アートに対する自信の表れなんですね。
「アートで人々を喜ばせる」というのが、シマダタモツさんの理念。
素晴らしいですね。
シマダタモツ(嶋田保) プロフィール「受賞歴」
✓ シマダタモツさんの主な受賞歴
- 2001年
全日本DM大賞金賞
- 2002年
日本産業広告総合展銀賞
- 2003年
ディスプレイデザイン大賞/朝日新聞社賞
- 2004年
ニューヨークfestival金賞
- 2009年
全国カタログ・ポスター展カタログ部門経済大臣賞/金賞/審査員特別賞
ニューヨークADCポスター金賞
ニューヨークADC図録金賞
- 2010年
ニューヨークADCポスター銅賞
竹尾賞審査員賞
※ADC(アートディレクタークラブ)
1921年ニューヨークから始まり、設立100周年を迎えた、歴史ある国際広告デザインコンテスト
※ニューヨークfestival
世界中が注目する、国際アワードコンペティション
受賞した大会の詳細を調べていくと、この数々の受賞歴がどれだけすごいのかが、改めて良くわかりました。
当たり前ですが、シマダタモツさんは、国際的にも認められたアートデザイナーなんですね♪
シマダタモツ(嶋田保) プロフィール「作品」
これまで世界的なコンテストで受賞歴のあるシマダタモツさんですが、彼がどういった作品を手掛けているのかを集めてみましたので、ご覧ください。
✓ 2025年 日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)のロゴデザイン
✓ テレビ朝日のコーポレート・アイデンティティ ロゴ デザイン
出典:http://tdctokyo.org/eng/?member=shimadatamotu#prettyPhoto[gallery968]/3/
✓ 映画「月夜釜合戦」の宣伝美術・タイトルデザイン
✓ 2014年 NHKドラマ 「さよなら私」ポスター アートディレクター
✓ フランクミュラープレミアムパーティー ENBU2007 ポスター
出典:http://tdctokyo.org/eng/?member=shimadatamotu#prettyPhoto[gallery968]/3/
シマダタモツさんは、店舗や展示会の空間デザイン、テレビや映画、企業の広告ポスターデザイン、グラフィックスなど、幅広い分野でアートディレクターとして活躍しています。
まとめ:シマダタモツ(嶋田保)プロフィール|経歴と代表作品
今回、「シマダタモツ(嶋田保)プロフィール|経歴と代表作品」と題して、シマダタモツさんの、いま現在わかっているwiki風プロフィール情報を解説してきましたが、いかがだったでしょうか♪
現在、シマダタモツさんについての情報は、ほとんど出回っておらず、調べるのにかなり苦戦を強いられました。
正直、シマダという苗字についても、「嶋田」なのか「島田」なのかすら不確かなんです。
※以前は「嶋田デザイン事務所」、現在は「島田デザイン株式会社」
まぁなんにしても、「EXPO 2025」大阪・関西万博のロゴも決まり、シマダタモツさんは、これからますます世界から注目されるアートデザイナーの一人であることは間違いありませんので、また最新の情報が入り次第、追記していく予定です。
シマダタモツさんの更なるご活躍を、今後も期待しています♪
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