WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、モンスター井上尚弥 vs スティーブン・フルトン戦が2023年5月7日(日)に行われることが決定!場所は横浜アリーナ、開催試合放送はLeminoにて独占無料生配信が決定しました!
本試合、井上尚弥vsスティーブン・フルトン戦は日本での開催ですので、今回もいつも通り20:00前後(日本時間)の試合開始と予想されます。
【試合日時】5月7日(日)時間未定
【試合場所】横浜アリーナ(日本)
【視聴方法】Lemino(無料)
【対戦カード】武居由樹・今永虎雅、他出場予定
【チケット販売】3月10日(金)12:00より大橋ジムの公式HPで抽選受付開始
- アリーナ:SRS 220,000円 / RS 165,000円
- ミズノチェア付き席:187,000円
- スタンド:指定S席110,000円 / 指定A席77,000円 / 指定B席55,000 / 指定C席33,000円 / 指定D席22,000円 / 指定E席11,000 / 車イス席33,000円
※3月6日に行われた記者会見の全編をご視聴になりたい方はこちら
※試合スケジュール・試合時間などの詳細については随時更新予定。
井上尚弥vsスティーブン・フルトン戦を無料で視聴する方法
冒頭でお伝えしたように、5月7日(日)に行われるWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ スティーブン・フルトンvs井上尚弥の一戦は、NTTドコモの新・映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で独占生ライブ放送(無料)されます。
井上尚弥vsフルトンを無料で視聴する方法は、「Lemino」の無料会員になるだけです。
「Lemino」には、有料プレミアム会員(月額990円)もありますが、今回は無料会員登録をすれば井上尚弥vsフルトンの試合がタダで視聴できます。課金して視聴するPPV(ペイパービュー)方式ではありません。
5月7日に行われるボクシング全試合 対戦カード
5月7日(日)には井上尚弥vsスティーブン・フルトン戦を含め、全8試合のカードが組まれています。
第1試合 |
東日本新人王フライ級 4R ケニアン・サムライ(大橋)vs内田 光樹(花形) |
第2試合 |
Sフライ級 6R 竹野 海佑(大橋)vs宇野 楓麻(花形) |
第3試合 |
フライ級 6R 梶谷有樹(八王子中屋)vs篠田 将人(野口) |
第4試合 |
フェザー級 8R 岩下千紘(駿河男児)vs高原 裕之(千里馬神戸) |
第5試合 |
ライトフライ級ユース王座決定戦 8R 坂間 叶夢(ワールドスポーツ)vs堀川龍(三迫) |
第6試合 |
ライト級 8R |
セミ |
契約54キロ 8R |
メイン |
WBC•WBO世界Sバンタム級タイトルマッチ 12R 井上尚弥(大橋)vsスティーブン・フルトン(米) |
※比=フィリピン。尼=インドネシア。試合順については変更の可能性あり。
井上尚弥vsスティーブン・フルトンの戦績比較
世界スーパーバンタム級4団体のうち、WBC・WBOの2団体統一王者 スティーブン・フルトン。対する挑戦者 井上尚弥は、ライトフライ級・スーパーフライ級・バンタム級の3階級王者であり、バンタム級4団体統一王者。
井上尚弥にとって本試合は、スーパーバンタム級初挑戦にして2団体統一王者の座を狙う大一番になります。では、改めて両者のプロフィール戦績を確認していきましょう♪
井上尚弥とフルトンのプロフィール戦績を比較
■井上尚弥とスティーブン・フルトンのプロフィール・戦績比較
選手名 | フルトン | 井上尚弥 |
戦績 | 21戦全勝(8KO) | 24戦全勝(21KO) |
身長 | 169㎝ | 165㎝ |
リーチ | 179㎝ | 171㎝ |
利き腕 | 右 | 右 |
年齢 | 28才 | 29才 |
プロデビュー | 2014年10月14日 | 2012年10月2日 |
国籍 | アメリカ | 日本 |
※アマチュアボクシングでの戦績
・井上尚弥:81戦 75勝 (48KO / RSC) 6敗
・フルトン:90戦 75勝 15敗
プロフィールや過去戦績を振り返ると、2人とも無敗同士であり右利きボクサー。しかも年齢もデビュー時期もほぼ変わらず一見似たようなボクサー同士に見えますが、決定的な違いは「KO率」と「体格差(リーチの長さ)」です。
KO率
まずは両者のKO率の比較から。
王者フルトンは21勝中8KOでKO率は38%。一方、挑戦者井上尚弥は24勝中21KOでKO率は脅威の87.5%。戦ってきた階級が違うとはいえ、パンチ力では間違いなく井上尚弥に軍配があがります。
完全KO決着の多い井上尚弥に対し、フルトンは距離をとりながら巧みなディフェンスで相手を翻弄し、確実にポイントを稼いで判定で勝つアウトボクサータイプ。まったくタイプの違う両者の激突に注目です!
体格差(リーチの長さ)
続いて、体格差について。
身長169㎝のフルトンに対して井上尚弥は165㎝。さらに、リーチの長さ(腕の長さ)においてもフルトンは井上尚弥より8㎝上回っています。こうした体格差(骨格の違い)やリーチ差から一部米メディアではフルトン優位との報道もされています。
しかし、この件について井上尚弥所属の大橋ジム会長は、
体格差やらリーチ差とかいってるけど、結局は同じ体重で戦うわけだからね、これが無差別級とかならたしかにそれはあるけれど、同じ体重なんだから(笑)
と一蹴。
井上尚弥はスーパーバンタム級でも通用するのか?階級の壁を突破することができるか?その辺りが本試合の最大の見どころです♪
井上尚弥のココに注目!
井上尚弥のすごい点は挙げればキリがありませんが、先述した通りやはりKO率の高さです。
というのも、井上尚弥がこれまで戦ってきたライトフライ級やスーパーフライ級、そしてバンタム級といった軽量級ではこんなにKOを量産するようなボクサーは今まで存在しなかったわけです。ですから海外では「KOが少ない軽量級はつまらない」と軽視されてきました。しかし、その常識を見事ぶっ壊してみせたのがモンスター井上尚弥というわけです。
あの元ヘビー級チャンピオンのマイク・タイソンでさえ「彼はとんでもない奴だ。凶悪のKOモンスターなんだ!」と驚愕するほど。日本だけじゃなく世界のボクシングファンを魅了し続けるモンスター井上尚弥。もちろん今回も井上尚弥のKO決着を世界中のモンスターファンが待ち望んでいることでしょう。
スティーブン・フルトンのココに注目!
スティーブン・フルトンのすごい点は、やはりスーパーバンタム級での実績です。
デビューしてから現在までフルトンは21戦すべてをスーパーバンタム級で戦い、無敗のまま世界チャンピオンまで上り詰めています。その21人の対戦相手を改めて分析してみると、内9人は過去に一度も負けたことがない無敗のボクサーとの対戦でフルトンは勝利しているんです。
■フルトンがこれまで倒してきた9名の無敗ボクサー達
- 2015年9月15日
サム・ロドリゲス:3戦全勝 - 2015年12月29日
ジョシュア・グリア:4戦3勝(2KO)1分 - 2016年4月19日
アダルベルト・ゾリラ:6戦全勝(2KO) - 2017年4月4日
ルイス・サウル・ロサリオ:9戦8勝(7KO)1分 - 2017年12月8日
アダム・ロペス:8戦全勝(3KO) - 2019年8月24日
イサック・アベラール:15戦全勝(10KO) - 2020年1月25日
アーノルド・ケガイ:17戦16勝(10KO)1分 - 2021年1月23日
アンジェロ・レオ:20戦全勝(9KO) - 2021年11月27日
ブランドン・フィゲロア:22戦21勝(17KO)1分
※対戦成績はフルトンと試合をする前までの戦績です。
これまで数々の無敗決戦に挑んでは、その度に勝利を掴み取ってきたスティーブン・フルトン。まさに無敗ボクサーキラーと言えるのかもしれません。そして今回対戦する井上尚弥ももちろん一度も負けたことのない無敗のモンスター。
フルトンがまた無敗同士の戦いを制し伝説を残すのか?それとも井上尚弥がその記録に終止符を打つのか?注目の一戦は2023年5月7日です♪
➡︎井上尚弥vsフルトン戦のファイトマネーはどのくらいなのか?
➡︎世界スーパーバンタム級4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)最新ランキング表 井上尚弥のライバルは誰だ!
井上尚弥vsスティーブン・フルトン戦の勝敗予想
次に、5月7日の井上尚弥vsスティーブン・フルトン戦について世間はどう見ているのか?さまざまな方面からその勝敗予想を分析・調査してみました。
海外大手ブックメーカーの勝敗予想オッズ
まずは勝敗予想の基本、海外の大手ブックメーカーが発表している井上尚弥vsスティーブン・フルトン戦の今現在のオッズからみていきましょう。
ブックメーカー | 井上尚弥 | フルトン |
bet365 | 1.36 | 3 |
skybet | 1.36 | 3.25 |
paddypower | 1.4 | 3 |
betfair | 1.4 | 3 |
10bet | 1.32 | 3.15 |
※2023年3月10日時点でのオッズ(倍率)
現在の予想オッズではモンスター井上尚弥が優勢。やはり井上尚弥は日本だけではなく海外でも高く評価されているのは間違いありませんね。まぁ、PFP1位に選出されたほどの選手なので、当たり前といえば当たり前なんでしょうけど(笑)
とはいえ、これまでのようなオッズの開きはありませんので、やはりフルトンは井上尚弥にとって過去最大の難敵といえます。
元プロボクサーやボクシング専門家の勝敗予想
では今度は、元プロボクサーやボクシングに精通している専門家の方々の勝敗予想をまとめてみましたのでご覧ください。
ブランドン・フィゲロア(元WBA・WBC世界スーパーバンタム級統一王者)
ノニト・ドネア(元世界5階級王者)
ジャロン・エニス(現IBF世界ウェルター級暫定王者)
テレンス・クロフォード(現WBO世界ウェルター級スーパー王者)
マイク・タイソン(元WBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者)
ティモシー・ブラッドリー(元2階級制覇王者)
ルイス・ネリ(元WBC世界スーパーバンタム級王者)
ポール・バトラー(元WBO・IBF世界バンタム級王者)
京口紘人
畑山隆則
竹原慎二
渡嘉敷勝男
内藤大助
細川バレンタイン
赤穂亮
海外ボクシングファンの勝敗予想・反応まとめ
では最後に、井上尚弥vsスティーブン・フルトン戦が決定した後の海外ボクシングファンたちの反応コメントや勝敗予想を確認していきましょう♪
(※参考資料:米大型掲示板「reddit」等)
- 井上はフルトンをノックアウトし、次にブランドン・フィゲロアをノックアウトするだろう。
- 勝敗結果に関係なく、まずは2人のチャンピオンに敬意を払いたい。
- これは最高の試合になるな。フルトンは最高のパフォーマンスを見せるだろうが、それでもモンスターには叶わないだろうな。
- 2023年のすべてのマッチアップの中でこの戦いを一番期待していたんだよ!ベストファイティングベスト、ベイビー!
- ああ、これは素晴らしい戦いになるだろう。
- フルトンが決定的なシーンでまたいつものクリンチに逃げるだろうけど、KOによる井上の勝利に期待しています。 でも、フルトンと彼のチームが日本に行く決断をしたことに敬意を表します。
- モンスターが勝つでしょ。
- ちょっと待って、井上の試合ってまた朝の5時からなの?勘弁してよ。
- 個人的にはフルトンが判定で勝つと思ってるし、彼が井上を簡単に倒してもまったく驚かないよ。
- 誰が勝つかって?井上に決まってるでしょ。もう彼は伝説になりつつある。フルトンはレジェンドになるための井上の一歩に過ぎないんだ。
- 結果は明白、井上は間違いなくフルトンよりレベルが高い。井上にとってフルトンは容易い相手。なんの弊害もない。ベルトを持ったもう一人の男、アフマダリエフさんよ、当日試合を見に行って来てよ。きっと井上の本当の実力が理解できるはずだよ。
- 私が思うに、フルトンが勝てる唯一のシナリオは、ドネアが井上を負傷させたように眼窩を負傷させることかな。うまくいけば判定勝ちかドクターストップで勝てる。
- 50/50かな。フルトンが勝つなら判定、井上尚弥が勝つならKO決着だね。
- おれはフルトンを応援するぜ!
- なぜフルトンは日本で試合する必要があるんだ?彼は2団体統一チャンピオンだぜ?
- 井上はバンタム級では最強だったけど、スーパーバンタム級ではわからないよね。でも彼はいつだって完璧に試合を支配するから、彼が負けるシーンを見るのは今回も難しいんだろうね。
- いまさっきフルトンとローマンの戦いをもう一度見てきたよ。で、改めて勝敗を予想してみたんだけどやっぱり50/50だ。
- フルトンは間違いなく井上を打ち負かすはずさ。井上は敵じゃないよ。
- フルトンはフェザーに階級をあげようとしたけど結果的にスーパーバンタムに戻ったんだろ?もう減量が限界なんだよ。井上は階級を上げたことでさらにパワーアップしてるのは間違いないね。
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