今年で15回目となる、都道府県魅力度ランキング(地域ブランド調査)が、株式会社ブランド総合研究所より、10月14日に発表されました。
都道府県魅力度ランキング(地域ブランド調査)とは、株式会社ブランド総合研究所が定めた基準や調査方法の元、魅力ある順にランキング形式で発表されるわけですが、中には『なぜうちの件がこの順位?』『どうやって調べてるの?』と、納得いかない方もちらほらいるようです(笑)
ということで、今回は都道府県魅力度ランキングの「基準」や「調査方法」、それに世間の反応もあわせて調査してみました。
都道府県魅力度ランキング表2020
✓ こちらが都道府県魅力度ランキング表2020
引用元:https://news.tiiki.jp/data/upload/newsrelease20201014.pdf
「都道府県魅力度ランキング」の調査方法や調査対象者とは?
「都道府県魅力度ランキング」は、いったいどのように調査された結果なのか。
株式会社ブランド総合研究所のウェブサイトにありましたので、まとめます。
✓ その調査方法がこちら
都道府県魅力度ランキング調査方法詳細
- 「調査時期」は、2020年6月24日~7月20日
- 「調査方法」は、インターネットでの調査
- 「調査対象地域」は、全国1000の市区町村と、47都道府県
※全国1000の市区町の内訳はこちら(全792市+東京23区+185町村) - 「調査対象者」は、20~70代の消費者。男女別、各年代別、地域別にほぼ同数の調査を行い、日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計、総数31,734人から、一人当たり20地域の回答を得ての調査結果
総勢31,734名から、一人当たり20地域のアンケートを取っているとありますので、単純計算で634,680回分のデータ結果ということですね。それを1ヶ月で集計するってすごい。
その調査時期の前に、大きなイベントが行われる地域は、全国的に知名度が上がり多少有利に働くこともありそうな気もします。
しかし、今年はどこも自粛なので、逆に例年より正確なデータが集計できてるのかもしれませんね。
「都道府県魅力度ランキング」の調査基準や集計方法とは?
では、今度は「都道府県魅力度ランキング」の調査基準についてです。
株式会社ブランド総合研究所が毎年行っている「地域ブランド調査」とは、全国の都道府県、市町村別の84項目もの調査結果を集計してランキングにしている調査報告書です。
その「地域ブランド調査」のうちの一つが、今回解説している「魅力度」を集計した「都道府県魅力度ランキング」となります。
では、この「都道府県魅力度ランキング」の「魅力度」は、どのようにして調査しているのでしょうか。
✓ 「魅力度」の集計方法
- 提示した地域名に対して「どの程度魅力的に思うか」を質問
- 「とても魅力的」「やや魅力的」「どちらでもない」「あまり魅力的はない」「全く魅力的ではない」の5段階評価で回答してもらう
- 5段階評価のうち「とても魅力的」と「やや魅力的」という、2つの回答をした回答者割合のみを反映させて集計
✓ 「魅力度指数」の計算方法
「魅力度」=①+②
- ① 100点×その地域の全回答中「とても魅力的」と回答した割合%
- ② 50点×その地域の全回答中「やや魅力的」と回答した割合%
なかなか分かりづらい計算方法ですが、60万件以上のデータをもとに、全地域同じ条件で集計してますので、集計結果に信ぴょう性はありますね。
「都道府県魅力度ランキング」の世間(SNS)の反応まとめ
では最後に、この「都道府県魅力度ランキング2020」をみた世間(Twitter)の反応を見てみましょう。
夜ご飯の時、
— ロリエ (@rorie2013) October 14, 2020
「都道府県魅力度ランキングで、京都2位やったわ~」と自慢してきたので、
おれの県は?と聞くと、
「奈良県は7位やわ~」と言われた。
奈良が7位て高すぎるやろ~。
奈良県出身者でも違和感しかないわ~。大仏見て、鹿と触れ合ったら、もうやることないで。と言うと、
都道府県魅力度ランキングって2009年から始まって、2012年の群馬以外は茨城が最下位。今回栃木でめでたく北関東3県揃ったから、今後は仲良く3県の持ち回りでいいよ。そのうち誰も気にしなくなるでしょこんなの。気にするから順位付けする方が頭に乗る #都道府県魅力度ランキング2020
— Hiroki Oiwa (@hakenrider) October 14, 2020
都道府県魅力度ランキングの下位の県ほど「栄えてない田舎」っていうイメージを持たれがちな場所が並んでるけど、散策のし甲斐があるなあ😌
— まっちゃん (@Flying_Boomlife) October 14, 2020
都道府県魅力度ランキングも中途半端に30~40位になるくらいならいっそ最下位になった方がなにかと話題になっておいしい()
— ネタフリユシ⊿ (@Tokyo2021_____u) October 14, 2020
都道府県魅力度ランキングが毎年発表される度に47都道府県すべてに居住したことがある人に対象にアンケートしたら結果は大違いなんだろなと思う。井の中の蛙に聞いてもねェ
— まあら♡ (@002_maaala) October 14, 2020
都道府県魅力度ランキング1位になりました、にくまきです。以後お見知り置きを
— にくまき! (@nikumakare) October 14, 2020
来年度から都道府県魅力度ランキング42位の県に行くことになるとおぼしい
— 名前は無くなった(21卒) (@makaseru22) October 14, 2020
都道府県魅力度ランキング、山形県が東北6県の中で最下位とは
— ちるれん (@ChiruRitsu) October 14, 2020
都道府県魅力度ランキング2020
— 桃太郎 (@momo_taro0) October 14, 2020
北海道は12年連続1位!!
ありがとうーー❤️❤️
道民でよかった(*^ω^*)
北海道大好き!
都道府県の魅力度ランキング
— sintan(*´∀`)♪ (@sintan_okomrice) October 14, 2020
12年も連続で1位を継続している北海道がついでにみたいな記載されてるの何か腹立つな
俺群馬だけど
普段は特に考えもしない地元のことですが、ランキングになると一喜一憂してるツイートを見ると、改めてみなさんの各地元愛が伝わってきますね♪
ちなみに『ランキングに地名度が関係してるんじゃないの?』というツイートもありましたが、「知名度」は別で集計しているそうですので、今回のランキングはあくまでも「魅力度」のみの調査ランキング結果とのことでした。
まとめ:「都道府県魅力度ランキング」の基準や調査方法とは?
今回は、都道府県魅力度ランキングの基準や調査方法について調べてみました。
ランキングを見た反応や感想は、さまざまあるでしょうが、こういったランキング表ってついつい確認してしまいますよね♪
納得いかないランキングだったりすると、『誰がどういった調査をもとにランキングしているんだ!』と(笑)
株式会社ブランド総合研究所という会社は、地域ブランドに関する調査とコンサルティングを行う専門企業で、他にも「都道府県の幸福度ランキング」など、さまざまなデータを集計してランキング形式にして発表しています。
もちろん、マーケティングやビジネスで使える、コアな集計データも有料で販売していますので、興味がある方は覗いてみるといいかもしれません♪