2020/9/18に、「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説スペシャル2020秋・3時間スペシャル」で、島田秀平さんが語るといわれている怖ろしい都市伝説「共通夢」
今回、その悪夢の正体についてどうしても気になって、放送まで待ちきれなかったので、事前に「共通夢」について調べてみました。
意外とおもしろい真実が見えてきました♪
【関連記事】
都市伝説でよく話題に上がる「共通夢」とは何か?
都市伝説でよく話題になっている「共通夢」ですが、いったいどういった夢のことを指しているのかを、調べてみました。
- 誰もが一生に一度、必ず見る夢
- 起きた後も、鮮明にその夢の内容を覚えている
夢は目が覚めて時間が経つと、いつの間にか忘れてしまうものなんですが、この「共通夢」は、現実で体験したように鮮明に記憶に残っている、といわれています。
そして不思議なことに、『同じ夢を見た!』と、続々と日本全土で報告があがっているそうです。
代表的な「共通夢」としては、「転んだら死んでしまう村」が特に有名です。
都市伝説の共通夢「転んだら死んでしまう村」とは、いったいどんな夢なのか
この都市伝説の共通夢「転んだら死んでしまう村」は、かなり有名なもので、その内容がこちら。
共通夢
それは誰しも一生に一度は見る夢
そしてその夢は
目覚めても記憶から消えることはない…
気付けばそこは夕暮れ時の、とある山あいの静かな農村。
ふと足元に視線をやると、あたり一面に青紫色に変色した死体が横たわっていることに気付く。
怖ろしくなり、いち早くその場から離れようと思うのだが、そこらじゅうに転がっている死体の山が邪魔をしてなかなか思うように動けない。
しばらくすると、まったく見覚えのない顔の着物姿の少女が3人、スーッとこちらに近寄ってくる。
そして少女たちはこちらをみるなり『ここは転んだら死んでしまう村…』と告げ、その場を立ち去ろうとする。
しかしその時、少女のひとりが死体に足をとられ、
『ギャァー!!!』
という悲鳴と共に、その少女は転び、一瞬で青紫色に変色して死んでしまう。
と、ここまでがこの「転んだら死んでしまう村」という夢をみたという人の共通の報告内容になっている。
その先の夢の続きは、
- 『少女の形相が鬼になり襲われる』
- 『必死で逃げまといながら村を出た』
- 『竹馬をするように強制された』
- 『そのまま何事もなく目が覚めた』
といった具合に、見る人により、その夢の続きが変わってしまうといわれている。
しかし不思議なことに
『その村で転んでしまった』
という夢の続きをみたという者は
これまで誰一人としていない…。
という話。
ようするに、その村で「転んでしまった人」は夢から覚めなかった、ということですね。
意味が分かると、ゾッとする怖い話ですよね…。
「共通夢」を見る原因は何か?なぜみんな同じ夢を見てしまうのか?
じつは、夢についてはまだまだ解明されていない点が多いのですが、「夢は潜在意識の投影」だといわれています。
ようするに、日常生活で体験したもの、聞いたもの、目にしたものが混ぜ合わさって、それらがひとつの夢のストーリーを作り上げている、ということですね。
つじつまが合わなかったり、非現実的な夢を見るのもそのせいなんですね。
✓ 年代別-悪夢の特徴語
出典:linkuptoyo.com【悪夢の特徴語の発達差比較】
そして今回の都市伝説といわれている共通夢「転んだら死んでしまう村」
この、なぜかみんなが同じ夢を見てしまうという現象も、じつは例外ではありません。
共通夢「転んだら死んでしまう村」
それは「三年峠」という民話に由来したものではないか、と伝えられています。
この「三年とうげ」という話は、1992年から現在に至るまでの約30年間、小学校の国語教科書に採用され続けている民話教材です。
そしてその話の内容を簡潔にまとめると…
その村には『三年峠』と呼ばれている坂道がある
その坂道で転ぶと、それから3年しか生きられない、という言い伝えがあった
しかし、おじいさんは不意にもその峠で転んでしまう
そして、自分はもうダメなんだと思い込み、ついには病に伏せる
そこに、とある少年がやってきて、『一度転べば3年、二度転べば6年』と、おじいさんに告げる
それを聞いたおじいさんは、もう一度『三年とうげ』に足を運び何度も転び、そして心も晴れてまた元気な姿を取り戻す
というもの。
ストーリーのエンディングは違えど、何となく「転んだら死んでしまう村」の共通夢と似ていますよね。
この話が「転んだら死んでしまう村」の共通夢の元ネタといわれています。
小学校の国語の授業で、だれしも一度は聞いたことがある話=「潜在的にそれが夢に出てきた」=「共通夢」となったというわけですね。
それに少し尾びれを付けて、「転んだら死んでしまう村」という、何とも不気味な都市伝説の「共通夢」が誕生した、というわけなんですねー。
まとめ:共通夢とは何か?都市伝説となった真実と原因・理由
今回は「共通夢とは何か?」について調べて解説してきました。
夢ってホント不思議ですよね。
ちょっとしたきっかけでそれが夢として映像化される。しかも、夢を見ているときって、それが夢の世界だとはまったく気付いてないですよね♪
現実的にありえないようなストーリーでも、その世界に入り込んでしまっている。
夢は、ある意味これ以上ないほどのリアル体験型バーチャル映画ですよね♪
最近では「どうぶつの森」に代表されるように、ゲームの世界でもバーチャル(仮想)体験できたり、ビジネスにもバーチャルリモートを利用したりと、どんどん世の中のあり方が進化していってますけど、ひょっとしたら、そのうちリアル(現実世界)と夢(空想世界)とバーチャル(仮想世界)と、その境界線がなくなってしまったりするのかもしれませんね。
気付いたらこの現実世界が本当は夢の世界だった…なんてことに。
いやー、考えたら怖いですね(笑)
みれる夢は、近い将来コントロールできるようになる、ともいわれていますしね。
最後に、こちらの映画、ちょうど一ヶ月前ぐらいにたまたま観た映画で、『夢』に関連する不思議なストーリーだったので紹介しておきます。
【以下 PR】
おすすめ映画『インセプション』
【ストーリー】
主演のレオナルド・ディカプリオ演じるドム・コブは、とある最新技術を駆使して、相手の夢の中に入り込みターゲットを潜在的にコントロールしていくという産業スパイ。
その仕事内容は、ターゲットが持っている機密情報を盗んだり、相手の潜在意識に新しい思考を植え付けさせたりと多岐多用に渡る。
しかし、次第に複雑な仕事をこなしていくうちに、自分たちが今どの世界にいるのかがわかりずらくなっていく。
いま目にしている世界が現実の世界なのか、はたまた同業の産業スパイに仕組まれている誰かの夢の中の世界なのか、すべてにおいて疑心暗鬼にとらわれていってしまうというSFミステリーアクション映画。
【キャスト】
レオナルド・ディカプリオ / 渡辺謙 など
※Amazonプライムは、30日の無料体験ですべての対象作品が見放題!