先日3月29日、スマホ出荷台数 世界第3位のXiaomi(シャオミ:中国)から、またしても最新スマートバンドが発表されました。
昨年、そのハイスペックさと有り得ないコスパで世界中で話題となった「Mi Band 5」ですが、その後継最新モデルが今回発売されたということで、現在注目が集まっています。
今回は、その話題の最新スマートバンド「Mi Smart Band 6」を、旧モデル「Mi Smart Band 5」と比較しながら、その特徴や機能、それにコスト面などを分かりやすく解説していきます。
※最新版はMi smart band 「6」⬅︎ですので注意してください!
Mi Smart Band 6で新しく追加された機能一覧
まずは、「Mi Smart Band 6」の各バージョンの発売日と販売価格の最新情報。
- 「Mi Smart Band 6」の発売日
【中国版】発売中
【グローバル版】発売中?
【日本版】未定 - 「Mi Smart Band 6」の販売価格
【中国通常版】229元(日本円で約3,800円)
【中国NFC版】279元(日本円で約4,700円)
【グローバル版】44.99€(日本円で約5,900円)
【日本版】未定
✔︎ 最新版「Mi Smart Band 6」は、「前モデルMi Band 5と比較してどう進化したか?」という点を簡潔にまとめるとこんな感じです。
- 画面がフルスクリーンに変更 拡大
- SpO2(動脈血酸素飽和度)新搭載
- 30種類のスポーツモード 増加
(6つのエクササイズは自動的に検出)
※期待されていた「GPS」「Amazon Alexa」の搭載はなし
それぞれ順を追って解説していきます。
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画面がフルスクリーンになり解像度も大幅強化!
Mi Smart Band 6のディスプレイ画面は、フルスクリーンに変更されています。
下図のように旧モデル Mi Smart Band 5は、楕円形ディスプレイの中に四角い画面が埋め込まれていたんですが、それが楕円形のディスプレイ枠いっぱいまで画面となっています。
本体のサイズ自体は旧モデルと変わらないんですが、表示画面が上下に広がったことにより、予想以上に見やすくなり、タッチ操作もしやすく改良されています。
これはありがたいアップグレード♪
ディスプレイ | インチ | 画素数 | |
Mi Smart Band 5 | 有機EL | 1.1インチ | 126 x 294画素 |
Mi Smart Band 6 | 有機EL | 1.56インチ | 154 x 486画素 |
画面の解像度も、前モデルの291ppiから326ppiと増加して、かなり高画質に改良されています。ちなみにテーマ(待ち受け画面)は、130種類以上用意されているようですので、お好みに合わせてカスタマイズが楽しめそうです♪
待望のSpO2(動脈血酸素飽和度)を新搭載!
Mi Smart Band 6は、SpO2(動脈血酸素飽和度)測定機能が新たに搭載されます。
SpO2を簡単に説明すると、「血液中にどのくらいの酸素が含まれているか?」という割合を測定して数値化する機能のことです。呼吸器系などに異常が無いか?とチェックしてくれるという、今の時代に適した便利な機能といえますね♪
実は、SpO2測定機能は旧モデルMi Smart Band 5の時にも実装されるんじゃないか?と期待されていたんですが、結局搭載されなかった機能ですので、今回ようやくといった感じです。
フィットネスモードが11種類からなんと30種類に大幅増加!
Mi Smart Band 6のフィットネスモードは、なんと30種類もの運動(スポーツ)に対応しています。
旧モデル(Mi Smart Band 5)が11種でしたので、それと比べるとMi Smart band 6は、約3倍のフィットネスモードを搭載しているという、これまでにない本格スポーツトラッキング仕様のスマートバンドとなっています。
しかも、ランニング・ウォーキング・トレッドミル・サイクリング・ローイングマシン・エリプティカルの計6種類の運動は*自動トラッキングしてくれますので、日頃からウォーキングやサイクリングなどをする方にとっては、かなり便利な機能なのではないでしょうか♪
Mi Smart Band 6の基本性能スペック(旧モデルからあった機能)
前モデル「Mi Smart Band 5」から引き継がれた、Mi Smart Band 6の基本機能一覧がこちらです。
✓ Mi Smart Band 6の基本機能一覧
- 24 時間心拍数モニタリング(心拍数アラート)
- 24 時間睡眠モニタリング(通常&レム睡眠解析)
- 呼吸エクササイズ
- ストレスチェックモニタリング
- 50 m 防水
- 月経周期の追跡と通知
- 音楽再生機能
- スマホロック自動解除
- スマホ紛失時、スマホのアラームを鳴らす機能
- スマホ着信通知表示
- メッセージ・メール・ラインなどのアプリ表示
- 天気予報表示
- カレンダースケジュール通知
- スマホカメラリモートシャッター機能
- タイマー機能
- Mi Fitアプリ(スマホアプリで記録チェック)
✓ その他の性能・スペック
- バッテリーは従来と同じく14日間以上
- マグネット充電も旧モデルに引き続き採用
- バンドカラーは全6種類
(ブラック・オレンジ・イエロー・オリーブ・アイボリー・ブルー) - 中国版の対応言語は、中国語と英語のみ予定
グローバル版の対応言語は、日本語を含む各国の言語予定
こうして改めて見返してみると、本当にいろんな機能がありますよね♪
しかしこれだけの機能がついててこの価格ですから、やっぱり「Mi Smart Band 6」のコスパは本当に最強です(笑)
基本機能の詳細については、「Mi Smart Band 5」の記事で分かりやすくまとめていますので、そちらを参照ください。
Mi Smart Band 6の発売日と販売価格について(中国版・グローバル版・日本版)
現在Mi Smart Band 6には、「中国版」と「グローバル版」とがありますが、中国版は中国語と英語のみの言語対応ですので、いったんは「グローバル版」を購入されて日本語にアップグレード対応されるのを待つカタチになると思います。
✓ Mi Smart Band 6 【中国版】の発売日と販売価格
- 発売日:4月2日リリース
- 販売価格:
・通常版 229元(約3,900円)
・NFC版 279元(約4,700円)
※NFC版:かざして支払い可能なキャッシュレス機能(中国本土でしか利用できない)
✓ Mi Smart Band 6 【グローバル版】の発売日と販売価格
- 発売日:4月末予定(おそらく欧州から先行販売)
※日本は7月9日リリース - 販売価格:44.99€(約5,900円)
※【グローバル版】にはNFC機能はありません。
新旧モデルMi Smart Band「グローバル版」の価格比較
販売価格比較「グローバル版」 | |
Mi Smart Band 5 | 約4,900円 |
Mi Smart Band 6 | 約5,900円 |
※日本で販売される「グローバル版」は上記価格より多少価格が上がると思われます。
✓ Mi Smart Band 6 【日本版】の発売日と販売価格
- 発売日:9〜10月頃?
- 販売価格:未定
Mi Smart Band 6の【日本版】については、今回もおそらく発売されると予想されます。
しかし、旧モデルの【日本版】Mi Smart Band 5が実質6ヶ月遅れでの販売でしたので、おそらく今回も早くても2021年の夏以降の販売になりそうですね。
【グローバル版】の日本語対応バージョンではなく、ちゃんとした【日本語版】が欲しいって方は、半年ほど待ってから購入された方が良いと思います。
シャオミさんも、もう少し早めに対応してくれればいいんですけどね…。
Mi Smart Band 6の最新情報のまとめ
今回は、Xiaomi(シャオミ)から発売された新型スマートバンド「Mi Smart Band 6」の最新情報をお届けしてきました。
しかし最近スマートウォッチ業界は、凄まじい進化を遂げていますよね。
アメリカのAppleにFitbit、それに中国企業のHUAWEIにXiaomi、日本ではSONYも参入し、毎年のように進化した最新モデルが発表され、その性能や機能に驚かされますね。
その中でも「Mi Smart Band シリーズ」は、とにかく軽量で、違和感なくずっと装着し続けられる点が良いと思います。睡眠時のトラッキングや運動時に、『ちょっと重いな』とか『なんか邪魔だなぁ』と感じるようなら意味がないですからね。
個人的には、「Amazon Alexa」と「SpO2測定機能」付きのスマートバンド「Huami Amazfit Band 5」をすでに愛用しているので、Mi Smart Band 6を購入するかどうか、正直微妙なところです。でも、あの画面の大きさには惹かれますねー。
旧モデル・Mi Smart Band 5を持っていない方は、コスパ・スペック共に買って損のないレベルのスマートバンドなのは間違いないです。
また新たにMi Smart band 6の情報が入り次第、追記していきます。